Mizuho's Diary

~MTB、山登り、Snowboad、いろんなことにチャレンジ!記憶を記録するブログ~

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 クライマーズハイ

文春文庫 ¥660
ちなみに文庫の表紙は違います
 
【7月9日】 1日ヒッキー
早起きしたが、雨で中止。ぽっかり予定があいてしまった。せっかく早起きしたのに二度寝はもったいない。あ、そうだ。日ごろ読みたい、読もうと思って「積んでいる」本を読もう。今日は時間があるので、気合がいりそうな分厚いクライマーズ・ハイに決定。横山さんの本は何冊か読んでいてファンなんだけど、どれもみな短編集。社会の中の人間の闇を突いていてのんきな私は息苦しくなり、短編ぐらいでちょうどいい感じ。長編は初トライ。ハードカバーで刊行された時図書館で借りて読み始めたけど、細切れで読むには内容が重すぎて、途中で挫折したのだった。最近文庫で出たので購入。

この本を読もうと思ったのには理由があって。横山ファンなのもあるけど、日航ジャンボ機墜落事故と登山をテーマにしていたから。クライマーズ・ハイという言葉にも興味があった。文中では「興奮状態が極限まで達して恐怖を感じない」とあった。私の仲間たちはみんなこの状態なんだろうか!?クライマーズハイ、スキーヤーズハイ、ダウンヒラーズハイ・・・。そんなことが頭をよぎる。
話はそれたが、あの事故は本当に衝撃的だった。10歳足らずの私には飛行機が墜ちることなんて予想だにできないことだったし、一度に500人超の人が亡くなるという大惨事はあまりに規模が大きすぎて理解できなかった。あの日は夏休み中でいとこ達が大勢祖父宅に集まり日が暮れるまで外で遊んでいた。誰かが「あ!飛行機」と言った。「こんな山の中でも飛行機って見れるんだね、どこに行くのかな?」なんて感心していた。そして後日あのニュース。大人が「このすぐ近くの山だよ!」と言っていた。子供同士で「もしかしてあの飛行機かな!?」時間的にも場所的にも私達が見た飛行機ではないかと今も心にあの光景がフラッシュバックする。

今回途中でやめたらもう二度と読まないかも!と半ば自分に脅しをかけて読み始めた。だけど、心配いらず。気づいたら辺りは暗かった。ノンフィクションとフィクションがうまく融合していて、横山ワールドに引っ張り込まれる。完全に私は舞台である新聞編集局にいる一社員になっていた。解説に「号泣」と書いてあったので、覚悟はしていたけど涙は出なかったな。難しい言葉を調べながら読んでいたからか。 ちなみに調べた言葉は、瑕疵(かし)、臍(ほぞ)、歴歴、擡(もた)げる、憐憫(れんびん)など。さらっと流すには難しすぎるよ!まあ文脈から察しはつくけど。
本文では泣かなかったけど、文中にもあった乗客の遺書が実在するということを偶然にもあるサイトで知って。これを見た時は、頭が物語に戻って涙。この方がどんな気持ちで書いたか、到底私にわかるはずもない。だけど、「今」を大切に生きよう、そう強く思った。
次は軽~く読めるエッセイなんかを読もうっと。
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コメント

読みました

自分の場合本屋の平積みにつられて
手を出したのですが
読み始めたら一気読みでした

あ、どもども。
一気に読まないと「ハイ」状態から冷めちゃいますよね。

タイムリーなことに今日の朝刊で日本航空が事故の風化を防ぐために、
遺族の了解を得て遺書を一般公開している記事が出てましたね。
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